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Adobe InDesignには「ぼかし」フィルタはありません。ただし、「グラデーションフェザー」と呼ばれるツールを使用して、レイアウト内のイメージオブジェクトにこの効果を作成できます。このツールは、プログラムによって提供されるいくつかの透明効果の1つであり、不透明度を変更することによって選択されたオブジェクトのさまざまな領域を滑らかにするために使用されます。選択範囲を歪めることはありませんが、細部をぼかすことでわずかにぼかします。画像をぼかすためのもう1つのオプションは、「ドロップシャドウ」効果の使用です。
説明書
Adobe InDesignを使用してデジタル出版物用のページを作成できます。 (Jupiterimages / Pixland / Getty Images)-
ぼかしたいレイアウトのオブジェクトを選択します。
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[オブジェクト]メニューを開き、[効果]サブメニューに移動します。 「グラデーションフェザー」を選択してください。
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[プレビュー]の横にあるボックスをオンにします。
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グラデーションツール(グラデーションが選択されている場所のすぐ下にある矢印付きのボックス)を左右にドラッグして、ぼかしたい範囲全体をカバーします。 [不透明度]ボックスの横にある矢印をクリックし、好みに合わせてレベルを下げて領域の詳細をぼかします。
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もう一度入力するには、グラデーションセレクタのすぐ下をクリックします。これにより、オブジェクトの他の領域の不透明度を変更できます。このレベルとその場所を好みに合わせて設定してください。
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必要に応じて、手順5を繰り返します。
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[OK]をクリックしてください。
グラデーションフェザーを使う
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ぼかしたいレイアウトのオブジェクトを選択します。
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[オブジェクト]メニューを開き、[効果]サブメニューに移動します。 「ドロップシャドウ」を選択します。
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「Xオフセット」と「Yオフセット」を「0」に設定し、好みに応じて「ノイズ」の値を増やします。 (適切な場合)[Object Knocks Out Shadow]ボックスの選択を解除し、[OK]をクリックします。
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「Windows」メニューを開きます。 [色]を選択してから、[色見本]に移動してこのパネルを開きます。 「用紙」を選択してください。
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「ウィンドウ」メニューをクリックし、「効果」を選択して開きます。オブジェクトの「塗りつぶし」を「通常」から「乗算」に変更します。乗算するように設定されている紙のオブジェクトは消え、投影された影の効果だけがぼやけたままになります。