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「VPNパススルー」は、2台のコンピュータ間で安全な仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を確立できるようにするルーター構成です。このオプションを有効にするとVPNポートが開き、接続が中断されることなくルータを通過できるようになります。すべてのルータがこの機能をサポートしているわけではないので、製造元のWebサイトまたはルータのマニュアルを調べてハードウェア構成を確認してください。
説明書
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いずれかのローカルネットワークコンピュータでWebブラウザを開きます。
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ブラウザのアドレスバーにルータ管理ページのアドレスを入力します。通常は、「192.168.0.1」または「192.168.1.1」になります。製品マニュアルで確認してください。
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管理者インターフェースにアクセスするためのプロンプトが表示されたら、管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
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[セキュリティ]タブまたはリンクをクリックして、ルーターのセキュリティ設定にアクセスします。
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この機能を有効にするには、[PPTPパススルーを有効にする]オプションをクリックします。 [OK]をクリックして管理者のメイン画面に戻ります。
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メインメニューの[Port Forwarding]オプションをクリックします。
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ポート番号1723でPPTPのポート転送を有効にします。処理はルータによって異なります。たとえば、Netgear製品の場合は、スライド式メニューで「PPTP」を選択し、表示されたフィールドにポート番号を追加する必要があります。
ルータでパススルーを有効にする
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2台のVPN対応コンピュータ間の接続をテストするには、どちらか一方にログインします。
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[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム]メニューの[ネットワーク]を選択します。
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[ネットワーク]ウィンドウの上部ナビゲーションバーにある[ネットワークと共有センター]ボタンをクリックします。
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[ネットワークと共有センター]でVPN接続アイコンを見つけます。
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VPN接続アイコンをダブルクリックして、2台目のコンピュータに接続します。ユーザー名とパスワードの入力を求めるボックスが表示されたら、接続は正しく確立されています。
VPN接続をテストする
必要なもの
- VPN接続のある2台のコンピューター
- ルータ(VPNパススルーをサポートする必要があります)