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白血球とも呼ばれる、血液サンプル中の白血球の総数の計算は、白血球数と呼ばれます。このタイプのカウントを実行すると、実際には、白血球と有核赤血球の両方を含む合計を受け取ります。有核赤血球は正常な赤血球の前駆体であり、白血球と非常に似ています。総白血球を取得するには、有核赤血球の存在を修正する必要があります。補正された白血球数を正確に計算するために使用できる簡単な式があります。
ステップ1
血液サンプル中の白血球の総数を数えます。この数は、未補正の白血球数と呼ばれます。希釈チャンバーで血液を希釈し、血球計算盤でサンプルを分析することにより、手動で白血球を数えることができます。インピーダンスカウンターやフローサイトメトリーカウンターなどの自動セルカウンターにアクセスできる場合は、白血球をより迅速にカウントできます。この例では、白血球の総数は15,000です。
ステップ2
白血球100個ごとに有核赤血球の数を記録します。白血球が100個に達したときに初めてこの数を書き留める必要があります。その数が5より大きい場合、修正された白血球数を計算する必要があります。その場合、白血球100個あたりの有核赤血球の総数は6個です。
ステップ3
未修正の白血球の数に100を掛けます。このシナリオの合計は1,500,000です。
ステップ4
白血球100個ごとに観察される有核赤血球の総数に100を加えます。この例の合計は106です。
手順5
電卓を使用して2つの合計を割ります。この例では、1,500,000を106で割って、修正された白血球数が約14,151になるようにします。修正された白血球数は、修正されていない白血球数に100を掛けたものに等しく、その合計を有核赤血球の数で割って100にしたものです。